愛する者を置いてゆく悲しみ
悔しくて恨みとなった思い
仏様も人と同じ
あの世で誰にも言えず
ただただ思いを分かって欲しくて
私たちに知らせてくる
生きていたら出来たことも
肉体がなくては出来ないことばかりで
分からんのか
分からんのかと訴え続ける
今日はまた沢山の
行列をなした霊道を
うつむいて
ぞろぞろと歩く仏様たち
身寄りもなく分かってくれる者もなく
哀れだなぁと私は目を閉じる
私の体が二つあったら
私は迷わず神様の国へ帰してさしあげるのに
そう思って
今日の家の
家族の守りに神へ感謝をした
先祖さんが積んだ徳を貰って守られて
自分達も子孫へ徳を残す者となりたいね
私は毎日
神様に仏様に教えられて
一人でも神様の国へ帰してさしあげることが私の努めと改めてさとされて
今日も憂う心を胸にしずめ
また明日も頑張ろうと神様に誓う
みんな、みんな頑張ってね。
人の、仏の心の分かる人となってね
その上に私たちは生きているのだから。