小さな手

三輪の山をながめ

その子は小さな手を見せて

お菓子貰った♪っていう

たった一つ掴んだ手から

貰った真心がこぼれる。

長い間忘れられてお供えもなく

お腹が空いていただろうに

恨みもせず無垢に笑う小さな女の子

父も母もまだ来ぬけれど

先に神様の国で待っててね。

のちに必ず行くからねと約束をして

その女の子は神様に包まれて

天へ昇った

私はいつも教えられる

有り余った物のなかで

真心の一つがあれば充分なのだと。

子どもは本当に神様に近い

大人は大きな体の人ならず

言い訳が上手くなり

素直さを忘れる

神の光の核からどんどん離れていくのが大人

体だけ大きくなって
人を支配したがる

自分の上に人を嫌い
自分の下に人を好む

学ばされているのは大人

純真な子どもは本質を見抜けるから

子どもに学んで

子どもを愛して

私たちは学ばなければね。

関連記事

メニュー

最近の記事

  1. 2024.02.24

    日の出
  2. 2024.01.21

    福というのは
  3. 2024.01.9

    能登の地震

アーカイブ

PAGE TOP