記憶

私たちは

沢山の約束をして

その約束の幾つを果たしているのだろう。

思いを寄せる人の思いが

生きている者に

大切な家族に

一言伝えることが出来るなら

どうか泣かずに生きてくれと言う

自分の無念より

愛する妻へ

愛しい子たちへ

自分に対する悲しみは脇において

楽しみを見つけて生きて欲しいと言う

毎夜
涙をぬぐい
ため息を受け取って彼はそう言う

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