大切な時間

最近は本当にめっきり母は

記憶が曖昧で

それでもはっきりとしてるところはしているのだけれど

また、大好きなカラオケも行っているしではあるけれど

年を取っての記憶の曖昧さが

はっきり分かる

母は私が行くと

いつも神様の話をするので

お風呂に入ろうとしてても止めて

私の側にぴったりといるの

妹がいま風邪で調子が悪いから

私がせっせとお買い物等

頑張っているけれど

今日はまた

高知に帰ったときに珊瑚を買ったのだけれど

それが見つからないと言う

視ると

扉を開けた所にあるので
大丈夫。
探す気になったら直ぐに見つかるよ
買ったケースのままあるよ

と言うと安心して

じゃあ大丈夫だ。

外で無くしてないなら、と

嬉しそうにしていました。

昨日は四時間半実家にいて
母の世話をしたけれど。
また、色んな話をしたけれど。

1時間たっていない感。

母は

お前はいつも時間を連れてくるねと

言ったけれど

少々、切なくなった私でした。

私は生まれる前と
生まれる産道のなかのこと
1才2才3才と記憶があるけれど

お前のその記憶は

まだお前が1才になってない時だよ、とか
それは2才の時だよとか
話をするなかで

母自体が

私は凄い子を生んだのだねと

遠い目をして言うのです

母は私に迷惑をかけたくないから

老後の面倒は見なくていいと
いつも言っていてね

だけれど、
年には勝てないのよお母さん。

そう言うと

そうだね。
その時が来たら観念して
お前のところに世話になるよ

お前が幸せな結婚をしたから

○○がいたら大丈夫だから
お母さんはもう何も心配ないから

と言う。

どこまでも母は
私のことを妹のことを心配して

年を取ったのだと思う

抱きついて泣きたくなるのを抑えて

私は母の愛にいつか

最後の最高の贈り物をするのだろう。

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